- 博多座の特B席って、ぶっちゃけ見やすいの?
- 特B席は1階と2階にあるみたいだけど、どちらが見やすいの?
- 特B席と周囲のA席。比較したらどちらのほうが見やすいの?
博多座には「特B席」という座席があります。
博多座の座席の中で1番高いA席と、次に高いB席の間の金額で、座席数も多くはありません。後方や真横に配置されているので、見え方が気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では実際に特B席で観劇をした筆者が、特B席からの見え方・他の座席との比較などを紹介します。今後のチケット予約の参考にしてくださいね。
Contents
博多座の特B席は2パターン 1階後方と2階の端席の見え方
博多座の特B席は、A席よりも1,500~3,000円くらい安い金額で販売されている座席です。公演演目によっては、設けられていない場合もあります。
博多座の特B席の場所は、「1階最後列」と「2階の上下端席」の2か所に分かれています。
両方とも、他のブロックからは隔離されたスペースなので、特別感を味わえます。ここからは、1階・2階席に分け、実際の見え方を紹介します。
1階の特B席 座席ブロックに段差があり舞台全体が見やすい
1階特B席のメリット「舞台全体がキレイに見える」
- センターブロック位置なので、舞台全体がきれいに見える
- 他の座席よりも高い段差があり、視界に邪魔が入らない
- 人が密集しておらず出口が近いので、トイレに行きやすい
1階の特B席は、以上のメリットがあり、かなり見やすい座席でした。センターブロックに位置するうえに座席ブロックに段差があるため、前方にいるA席の人の頭が視界を遮ることはありません。
A席よりも後方に位置していますが、距離が大幅に変わるわけではありません。場所によっては、A席とほぼ変わらない見え方、またはA席と同じくらい見やすい可能性もあります。
1階特B席のデメリット「機材の光が気になる?」
- 機材スペースが前があり、演目によっては暗転場面で光が目に付くことも
- 舞台からの距離が遠いため、役者の表情を見るならばオペラグラスが必須
誰も指摘していなかったので書きますが、「レ・ミゼラブル」鑑賞時には、機材スペースが下手ブロックの後方側にありました。
そのため、暗転してもその部分の光だけが目に入ってしまうことがあります。舞台に集中していると気にならないとは思いますが、最後列だからこそのデメリットともいえるでしょう。
舞台から遠いため、俳優の顔まで肉眼でチェックするのは難しいと感じました。表情までがっつり見たい人は、オペラグラスを持参、または博多座から借りましょう。
2階の特B席 舞台からの距離がA席より断然近く見やすい
2階の特B席には、RとLの2種類があります。客席から向かって右がR、左がLです。
歌舞伎などでは花道があるので見え方に違いが出そうですが、この記事では省略します。
2階特B席のメリット「安い金額でも近くで舞台を見られる」
- 舞台からの距離が近く、場所によってはA席よりも近距離
- 見下ろすので、舞台奥までしっかり見える
- 後ろに人がいない、席までの出入りがしやすい
なんといっても、舞台からの距離が近くに感じられます。博多座のチケットの前方席を一般販売でゲットすることはほぼできません。
役者の顔までよく見える良席で、金額が安いというのは大変魅力的ですね。
2階特B席のデメリット「大事な演出が見切れる可能性も」
- 他の座席に比べると、観劇後に首が痛くなる
- 上下によった演出だと、見切れができる場合もある
- スクリーン投影時など、正面から見ないときれいに見えない場合も
端席ならどの席でもありうる話ですが、見切れる場合があるのが辛いポイントです。特に、重要なシーンが見切れた時の悲しさは…初見なら落ち込んじゃうかもしれませんね。
身体面では、劇場の上手・下手の最端部分になるため、首が痛くなるのもデメリットです。特B席には舞台側に角度がついていますが、それでも普通より痛く感じます。
1階と2階の特B席 チケットを取るならどちらを優先するか
- 1階がおすすめ:役者の表情 < 舞台全体の見え方
- 2階がおすすめ:舞台全体の見え方 < 役者の表情
特B席のメリット・デメリットをまとめると、どちらがおすすめかは以上のようになります。はっきり言って、「好み」です。
他には「その演目を何回見るか」「すでに1度見たことがあるか」なども関係してきます。初見の場合は正面から見たほうがきれいですが、数回見るのであれば角度の付いた2階席でもよいでしょう。
特B席とA席の見え方を比較 特B席のほうがお得に感じる?
場所によっては、A席と近い位置の特B席もあります。見え方がさほど変わらないのであれば、値段の安い特B席を選びたいですよね。
以下からは、特B席とA席の見え方を比較した結果の管理人のおすすめ座席を紹介します。
「1階の特B席」と「1階後方のA席」の見え方比較
この場合、管理人は「1階の特B席」を選びます。
- 後ろだとしても段差があるため、視界が遮られない
- センターブロックが確約されている
博多座のチケットは、チケット一般販売時に前方席が取れることがほぼありません。
チケット予約時に1階A席を選択しても、後方3列くらいの座席が指定されることがほとんど。または真ん中の端席などが出てきます。
以上を考慮すると、個人的には安い特B席を選んだほうがお得になりそうです。
「2階の特B席」と「2階のA席」の見え方比較
これは2階A席の座席位置によります。筆者は、下記のように考えています。
- 2階A席C列目より前、または中央よりの座席ならA席
- それ以外の座席なら特B席
博多座の2階A席は、実は非常に見やすい席です。著名人などのVIP席がこの辺りに割り振られることもあるそうです。
博多座は、他の劇場と比較して舞台と座席の距離が近いのも特徴。そこまで考慮すると、見切れがないA席を選びます。
しかし、あまりにも端席や後方席の場合は、チケットの安さを優先して特B席を購入することもあります。
博多座の特B席で観劇するとき「オペラグラス」は必須
一部を除き、特B席から舞台まではそれなりの距離があります。
俳優の細かい演技まで目に焼き付けたい人は、オペラグラスの持参がおすすめです。
オペラグラスは、博多座内でも貸し出し(使用料:500円)されています。
初心者向けオペラグラスについては、下記記事にまとめています。
その他、ミュージカル観劇に必要な持ち物は、下記記事で詳しくまとめています。
博多座のアクセス・座席表・今後の上演スケジュール
博多座への所在地・アクセス
所在地
博多座公式サイト
福岡県福岡市博多区下川端町2−1
アクセス
地下鉄「中洲川端」下車(7番出口直結)/西鉄バス「川端町・博多座前」下車
博多地区・天神地区の両方からアクセスしやすい劇場です。移動手段には、バスや地下鉄を利用するとよいでしょう。
具体的なアクセス方法については、実際に博多座まで向かう過程を写真付きで、下記記事にまとめています。
博多座の座席表・キャパシティ・上演スケジュール
収容人数:1,454席(※花道使用時 1階 778席/2階 424席/3階 138席)
座席表
今後の博多座での上演スケジュールは、随時情報更新している下記ページからご確認ください。
お得な特B席 博多座リピート観劇なら絶対活用すべき
特B席について解説してきましたが、はっきり言って博多座はどの座席でも見やすくなっています。
「特B席で見にくかったらどうしよう」という不安があるかもしれませんが、心配するほど見にくい場所ではありません。
1度きりではなく、今後もミュージカル観劇に行くのであれば、ぜひ一度は座ってみてくださいね。