- 劇団四季の劇場に長い傘を持って行っても大丈夫?
- 長傘よりも折り畳み傘のほうがいいって聞いたけど本当?
- 雨の日に劇団四季を観劇するときに、気を付けることは?
夏は梅雨の時期、冬は大雪の日に観劇をする機会もあるのではないでしょうか?
雨の日の必須アイテムの傘ですが「劇場の中に傘は持って行って大丈夫?」と戸惑う人も多いはず。
おまけに、雨の日はタオルなども持っていくため、何かと手荷物がかさばりがちに。
この記事では、劇団四季に傘を持って入場できるかをベースにお話しし、併せて雨の日観劇の必需品を紹介します。
Contents
雨の日に必須な傘 劇団四季の会場では邪魔者に?
劇場に傘立てなし!座席まで持っていくのがお約束
劇団四季の劇場へ、傘を持っていくのはOKです。傘を持っていても、入場時に何か言われることはありません。
しかし、お客様専用の傘立てはありません。
つまり、劇場から出るまでの間、手元に置いておかなければならないのです。
「劇場にはクローク(荷物を預かってもらえるサービス)があるから、預ければいいじゃん!」と思う方がいるかもしれませんが、残念ながら傘は預かってくれません。
キャリーケースやベビーカーなど、客席にお持ち込みいただけない大きなお手荷物は、入口ロビーにあるインフォメーションでお預かりいたします。なお、傘はお預かりできませんので客席までお持ちください。
劇団四季公式サイト
傘の置き方は2パターン でも周囲の迷惑になる?
預けることができないので、持ってきた傘は下記のいずれかの方法で保管することになります。
- 前の座席にある傘立てにかける
- 座席下に収納する
ただしこの2つの置き方は、デメリットが大きいのです…。
置き方を解説しながら、なぜデメリットがあるのかを解説します。
前の座席にある傘立ては形状が合わないことが多い
劇団四季では、自分の座る前の座席の背もたれの後ろに傘や杖を立てるための小さな輪っかがついています。
しかし、傘の形状に合わずかけにくいため、観劇中にかけている人を見たことがありません。
また、座席は人の出入りが激しいため、せっかくかけても出入りする人に当たってしまったり、邪魔になったりしてしまいます。
座席下への収納は隣の座席にはみ出ることも
専用の傘立ては使いにくいので、多くのお客さんは座席の下や前に傘を直置きしています。
一見邪魔にならないように見えますが、座席前は出入りする人の通路です。
気を付けていても踏まれてしまったり、つまづいてしまうことがあるのです。
座席下に収納した場合も、座席よりも傘が長いため、はみ出てしまいます。
後ろの座席の人の足元に傘が出てきて邪魔に思われたり、後ろを通る人の邪魔になることも。
長い傘は劇団四季の観劇には不適かも
すでに雨が降っていた場合、傘が濡れていることもあります。
劇場内に持ち込むと、触れた部分が湿ってしまいます。
以上の点から、置く場所に困る長い傘は、劇団四季のミュージカルを見る時には持っていかないほうがよいでしょう。
劇団四季の観劇なら邪魔にならない折り畳み傘がおすすめ
- 手荷物に収納できるくらいコンパクト
- 袋に入れればクローク・ロッカーに預け入れ可能
手荷物として預けることができ、劇場内に持ち込むにもコンパクトな折り畳み傘が、劇団四季の観劇にはおすすめです。
折り畳み傘は手荷物に収納できるコンパクトさ
折り畳み傘は、持参のバッグに入る大きさなので、周囲に迷惑がかかることはありません。
ただし、傘が濡れている場合、直接入れるとバッグの中が濡れてしまいます。
おすすめは、折り畳み傘をたたんだサイズが入るビニール袋をバッグに忍ばせておくこと。
バッグの中が占めるのを防いでくれるため、活用できますよ。
クロークやロッカーで預かってもらえる
折り畳み傘をたたんだ状態で手荷物に混ぜておけば、クロークやロッカーへ預けることができます。
劇団四季のクロークでは、折り畳み傘を荷物として預けてもお叱りを受けたことはありません。
預ける場合も、他の荷物が濡れないよう、折り畳み傘をビニール袋に入れておくとベターです。
雨の日の劇団四季!自分にも周りにも配慮するアイテムの工夫を
雨の日に劇団四季ミュージカルを見る時、持っていくと何かと助かるアイテムをまとめました。
- 折り畳み傘
- ビニール袋
- タオル
- エコバッグ
- 羽織
- キャストホルダー
折り畳み傘については、ページ上部で説明済みなので、残り5つのアイテムの詳細を解説します。
ビニール袋
私が常にバッグに忍ばせている、雨の日観劇の必須アイテムです。
手荷物に折り畳み傘を入れる時、ビニール袋をかけておくと濡れる心配がありません。
手荷物を小分けにしたり、汗をかいてきたペットボトルを入れたりと、何かと便利です。
お友達が忘れた場合にも分けてあげられるように、3枚ほど入れています。
タオル
劇場に入るまでに濡れてしまった髪の毛、バッグなどの水気をとってくれるアイテム。
周囲に水滴をまき散らさないように配慮する面でも、大活躍してくれます。
観劇中に思わず涙ぐんでしまったときにも使えます。
人によっては、濡れた折り畳み傘をタオルで拭いて、バッグにしまう人もいるようです。
エコバッグ
意外に役立つのがエコバッグです。雨の日の観劇は、何かと手荷物がかさばるもの。
小分けにしてクロークに預けたり、お土産を入れたりするのに活用できます。
羽織
雨が降る日は、外と劇場での温度差が激しいことが多いです。
外では蒸し暑く感じていても、劇場内に入るとクーラーが効きすぎていたり、反対もあり得ます。
カーディガンなどの羽織を着ていくと、劇場内での温度調整がしやすいので、特に女性にはおすすめ。
キャストホルダー
劇団四季の劇場内では、当日のキャストが印刷されたはがきサイズの紙が配られています。
雨の日は、カバンに入れて持って帰ると湿ったり破れたりする可能性があります。
キャストホルダーを入れておけば、そういった事態から防いでくれますよ。
雨の日の場合、サンダルを履いていると観劇中に蒸れて、においが気になる場合があります。
臭いを気にする人はかなり多いため、周囲に配慮するためにも私は避けるようにしています。
雨の日に限らず、ミュージカル観劇に必要な持ち物リストは、下の記事で詳しくまとめています。
傘に限らず雨の日の劇団四季は周囲への配慮の気持ちを忘れずに
雨の日の観劇時は、長い傘よりも折り畳み傘のほうが適していると説明しました。
根幹は、観劇をするときに周囲への配慮を忘れないようにすることです。
観劇の時間は自分の時間でもありますが、周囲には何百人もの他のお客さんがいます。
一人の振る舞いで別の人の特別な時間を壊さないように、周囲へ気遣いする振る舞いができるといいですね。
劇団四季での観劇が、憂鬱な雨の日を吹き飛ばす素敵な時間になりますように。