- ミュージカルを観に行くときにどんな服装でいけば良いのかわからない
- 「ミュージカルの服装はカジュアルすぎなければOK」と聞くけど、具体例が見たい
- マナー違反の服装やミュージカルに持って行った方がいい物はある?
ミュージカルに行くときって、どんな服装で行けば良いか迷った体験って意外に多いのではないでしょうか?
ミュージカルのインタビューに、ドレスコードらしき服装の人も見たことあるような気もするし…
この記事では、どんな服装でミュージカルに行くのがベストか、実際に私がコーディネートした写真とともに選ぶポイントをお伝えします。
Contents
ミュージカルに服装の決まりはない!普段着でOK
ミュージカルに行くときに、「この服を着なければならない」という決まりはありません。したがって、何を着ていってもOKです。
ただし、いくら服装が自由だからと言っても、気を付けたいポイントはあります。
観劇するとき周囲の人に配慮できない服装はNGだと心得てください。
- カジュアルすぎだったりラフすぎる服装よりはキレイめな服装で
- 短すぎるスカートは避ける
- 光りもののビジューやアクセサリーは控えめに
- 動くと音がするアクセサリーは避ける
- 長時間座っても楽な締め付けのない服装で
- 温度調節ができる羽織があると安心
- サンダルはNGではないけれど臭い対策などの配慮を
- アップスタイルの髪形は避けて
- 手荷物はコンパクトにまとめる
- 公演中に帽子は脱ぐ
10個のポイントを、1つずつ確認していきましょう。
カジュアルすぎだったりラフすぎる服装よりはキレイめな服装で
普段着OKなミュージカルには、TシャツとGパンで来場されている人もいます。
しかし、おすすめはいつも着ている服より少しキレイめなお気に入りの服装です。
周囲の人は、カジュアルすぎる服装よりはきれいめな服装の人が多いので、少し浮いてしまうかもしれないからです。
「きれいめってどんなレベル?」という人もいると思うので、実際に私が劇場へ行くときのファッションを紹介します。
コーディネート1:アンサンブルにスカート
アンサンブルは上品に見える上に温度調整がしやすいため、観劇中は重宝しています。スカートはアンサンブルに合わせて、きれいめに見えるものを選びました。
コーディネート2:ブラウスにガウチョパンツ
きれいめ感を出したいときは、ブラウスもおすすめです。この日はガウチョパンツとあわせて、きちんとした感じを出しました。
コーディネート3:パーカーにスカート
カジュアルな服装の中でも、パーカーならボトムスをきれいめにすれば良いので着こなしやすいです。
男性のコーディネート参考例も紹介
私は女性なので、男性の服まで着用することはできませんでしたが、「このコーディネートなら観劇にもOK」と思えるファッションを画像で紹介しますね。
清潔感のある格好であればなんでもよいと思います。
こちらの写真は「同行者がこんな服装だとおしゃれだな~」と思う基準で選びましたので、参考にしてみてください。
短すぎるスカート丈は避ける
短いスカートは、決して禁止ではありませんが、近くに座る男性に気を使わせてしまいます。
ミニスカートでミュージカルを観に行くのは、できる限り避けましょう。
「私は見られても全然気にしない!」という女性がいるかもしれませんが、自分がどうというよりも周囲に気づかいをさせないようにすることが大事です。
光りもののビジューやアクセサリーは控えめに
ビジューがついたアクセサリーなど、光り物を多く身に着けると、上演中や暗転中にキラキラ光って他の人の迷惑になります。
おしゃれしたくなる気持ちはわかりますが、周囲を考えて最低限のアイテムにしましょう。
髪飾りは特に目立つので、光り物をつけるのを避けてください。
動くと音がするアクセサリーは避ける
アクセサリーの中には、動くたびにジャラジャラ音が鳴るようなものもありますが、観劇中に音を出すのはマナー違反です。
ブレスレットやネックレスなどは、音が出ないタイプのものをつけましょう。
長時間座っても楽な締め付けのない服装で
ミュージカルの上演時間は、休憩を入れて2時間~3時間近くです。
ずっと座ったままになるため、きっちりしすぎた服を着てくるとさらに疲れてしまいます。
長時間動かなくても楽でいられるような服を選びましょう。
温度調節ができる羽織があると安心
ミュージカル劇場内の温度は、観劇しやすいよう一定に保たれています。
しかし人によっては、寒く感じたり暑すぎたりすることが考えられます。
劇中に脱ぎ着して温度調整できるような羽織を一枚持っておくと便利です。
サンダルはNGではないけれど雨の日は避けるなどの配慮を
サンダルは基本的にOKなのですが、雨の日は避けてほしいと思います。
理由は、臭いが気になるためです。
サンダルの中でもボロボロすぎるものは、雨の日でなくても匂いが気になることもあるので、迷うときはサンダルは避けたほうが無難です。
アップスタイルの髪形は避けて
お団子などのアップスタイルは、後ろの席の人の視界の妨げになります。
観劇中のヘアスタイルは、頭の低い位置でまとめるか、そのままにしておくのがマナーです。
手荷物はコンパクトにまとめる
上演中、大きな荷物は座席の下や膝の上に抱えておくことができません。
大きな荷物がある場合は、開演前にクロークに預けたり、コインロッカーに預けたりするようにしておきましょう。
ちなみに、私が観劇するときの手荷物は、写真+スマホです。最低限のものしか入れず、残りはクロークに預けています。
公演中に帽子は脱ぐ
当然と思う人が多いと思いますが、上演中に帽子を被りっぱなしの人をたまに見かけます。
後ろの席の人の視界の妨げになるので、必ず脱いでください。
着物=マナー違反とは限らない!着物を着るときの注意点
着物をミュージカルに着てくると、マナー違反だという人がいます。
理由としては、「着物の帯が背もたれにつかず前のめりになり後ろの人が見にくい」「髪飾りやヘアスタイルで視界が遮られる」といった意見があります。
結論から言うと、ミュージカルに着物を着ていってはいけないというルールはありません。
帝国劇場では通な人が着物を着てくるのはよくあることですし、劇団四季では着物で劇場に行くというコラボ企画が開催されています。
ミュージカルの主催者側がOKとしているのですから、着物を着てはいけないということはないですよ。
ただし着物を着るときは、以下の3点を守ってください。
- 帯のお太鼓は控えめにつくる
- 華美で音が出るような髪飾りはつけない
- 髪の毛をアップにしすぎたり、広がるヘアスタイルにしない
要するに、周囲の人への配慮をしてくださいということです。
私は、着物を着て劇場に行くこともあります。年配の方やスタッフさん、出演者の方にもとても喜ばれますよ。
服装とあわせてマスターしたいミュージカルの基本マナー3選
観劇中の服装はもちろんですが、あわせて最低限守ってもらいたいことを3つに纏めました。
劇場へ足を運ぶ前に確認してください。
きつい香水はNG!ブレスケアも大事
観劇中は、隣の席と距離が近いので、臭いはかなり気になります。
香水のつけすぎは周囲の迷惑です。観劇前にカレーや餃子を食べてきた人は、ブレスケアをお願いします。
ビニール袋のガサガサ音はイライラする
劇場の中は、普段なら気にならない小さな音でも響き渡ります。
特に注意してほしいのは、ビニール袋をガサガサする音です。聞いている方はかなりイライラします。
上演前のアナウンスでも注意されるので、音をたてないように気を付けてください。
ケータイはマナーモードではなく電源を切る
ケータイは、マナーモードではなく電源を切ってください。
マナーモードのバイブ音や、メール受信時の光は周囲の迷惑です。
同じ劇場には、他にも高いお金を払ってきている人だらけだということを念頭に置いて、周囲を思いやる気持ちを持ってください。
ミュージカルの服装はおしゃれを楽しめる!
ミュージカル劇場内は、現実から離れたわくわくする世界です。
普段はこんな服装はしないからと思わず、自分のお気に入りの服を着ていきましょう。
服がお気に入りだと、ミュージカルの楽しみも倍増しますよ!
お気に入りの服で、素敵な観劇の時間を楽しんでくださいね。