ディズニーの名作、「アラジン」の実写映画化が決定しました。2019年6月7日に公開されます。
アラジンは、夢や希望、ロマンスなど様々な要素が詰まったコメディであり、大人のラブストーリーでもあります。
ミュージカル俳優などの歌唱力の高い人がキャスティングされているため、実写化キャストや吹き替え版キャストの歌唱力も気になるところです。
この記事では、実写版映画が公開されるということで、キャストの紹介や歌唱披露の動画などをまとめました。
ディズニーが大好きなでキャストが気になっている方、真っ青なウィル・スミスが気になる方、そして劇団四季アラジンが大好きな方も、一緒に見ていきましょう。
2019.7.1追記
映画版のCDもリリースされました。CDの詳細は、ページ下記よりご覧ください。
Contents
ウィル・スミス筆頭にアラジンのキャストは超・超・超豪華
ここでは、映画アラジンのメインキャストである
- アラジン(主人公)
- ジャスミン(王女)
- ジーニー(ランプの魔人)
- ジャファー(悪役)
の4名にキャスティングされた俳優さんを紹介します。
アラジン:メナ・マスード
アラジン役は、新人俳優メナ・マスードです。
今回のオーディションは、イギリス・インド・イギリスで役200人の候補の中から選考が行われたそうで、無名に近かった彼が大抜擢されました。
エジプト出身のため、アラジンの世界観にもピッタリなお顔立ちです。
主な出演作品
・Let's Rap/ジョン役
・トム・クランシー/CIA捜査官 ジャック・ライアン
ミュージカルのアラジンは、歌・ダンスの実力が備わっている人が抜擢されることが多いので、メナ・マスードさんの歌唱力が気になるポイントです。
アラジンの俳優さんは、体を鍛えて引き締まっている人が多い印象がある中で、メナ・マスードさんは細マッチョな感じ。
アニメに寄せた感じなのでしょうか。これから楽しみです!
ジャスミン:ナオミ・スコット
アラジンのお相手、プリンセス・ジャスミンには、イギリスの女優ナオミ・スコットが抜擢されています。
母がインド系の方だそうで、エスニックな雰囲気を持った方です。
実は彼女、イギリス版のディズニーチャンネルのテレビシリーズ「Life Bites」で女優デビューを果たし、その後も同映画作品の「レモネード・マウス」に出演するなど、ディズニーとは縁が深いのです。
主な出演作品
・ レモネード・マウス
・パワーレンジャー / キンバリー(ピンク・レンジャー)役
今回、ジャスミンにはアニメ版にないソロパートがあるのだとか。
この楽曲が何のことなのか、期待が高まりますね。
もしかすると、ミュージカルではすでに出ている「壁の向こうへ」の可能性もありますね。
何よりも、ナオミ・スコットの歌声も気になるところです。
ジーニー:ウィル・スミス
ウィル・スミスが、今作一番の注目キャストだといえるでしょう。
ジーニーの持つ陽気さやコミカルさの面で、はまり役になりそうな予感がします。
ハリウッドスターとして、有名作品に多数出演していますが、歌っているイメージはあまりないような気がしますね。
ジーニーには歌唱シーンも多いので、ウィル・スミスがどんな声を響かせてくれるか楽しみです。
主な出演作品
・インデペンデンスデイ
・幸せのちから
・アイアムレジェンド など
ウィル・スミスと言えば、ミュージカル映画のアニーを製作したことでも知られています。
きっとミュージカル映画への並々ならぬ思いもあることでしょう。
歌・ダンス、何より青色の姿を見られるのが楽しみです。
ジャファー:マーワン・ケンザリ
マーワン・ケンザリは、オランダ出身のチュニジア系俳優です。
2013年「Wolf」に主演し、翌年ベルリン国際映画祭の「シューティング・スター賞(若手俳優に与えられる賞)」を獲得。
マーワン・ケンザリは語学も堪能で、英語・フランス語・オランダ語・アラビア語の4か国語を話すことができるのだとか。
ミュージカルでのジャファーは、味のある年配の俳優さんがキャスティングされるので、若返った印象です。
主な出演作品
・アウトバーン
・セブン・シスターズ
年配のイメージがあるジャファーは、演技力に注目が集まります。
アラジンを演じても違和感のなさそうなマーワン・ケンザリが、どのように癖の強い悪役になるのかが見どころです。
日本語版の吹き替えキャスト!アラジンに中村倫也・ジーニーは山ちゃん
アラジン:中村倫也
主人公アラジンの吹き替えは、朝ドラ「半分、青い」でもおなじみの中村倫也さん。
ピエトロのCMでは、甘く優しい歌声を聞かせてくれていましたね。
実は、演出家いのうえひでのり氏率いる、劇団☆新感線の作品にも出演されていました。
舞台好きな人は、劇団☆新感線の名前のほうがなじみがあるかもしれません。
主な出演作品
・NHK連続テレビ小説「半分、青い。」
・2016年劇団☆新感線夏秋興行SHINKANSEN☆RX「Vamp Bamboo burn~ヴァン!バン!バーン!~」
アラジンのイメージは、優しく明るい青年なので、個人的には中村さんの声は優しすぎないかな…なんて余計な心配をしています。
注目すべきは歌唱力。すでに高レベルですが、アラジンとしてどのような声を聴かせてくれるのかに、期待が集まります。
ジャスミン:木下晴香
ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」や「モーツァルト!」で主演級をつかんでいる実力派、木下晴香さんが抜擢。
歌唱動画でもわかる通り、透き通った中にも芯のある歌声は、ディズニープリンセスにぴったりですね。
主な出演作品
・ロミオ&ジュリエット
・モーツァルト
木下晴香さんは、舞台上で拝見する機会が多い女優さんだけあって、映画を通してみた時の声が気になります。
舞台では、木下さんの持つ雰囲気・表情すべてが役を作り上げているからこそ、声でどこまで魅せてくださるでしょうか。
ジーニー:山寺宏一
アニメ版でもジーニーの声を担当している、山寺宏一さん。
日本のジーニーといえば、山ちゃんのイメージしかないのではないでしょうか。
主な出演作品
・アイ,ロボット
・インデペンデンス・デイ
山寺さんのことなので、アニメ版と全く同じジーニーということはないでしょう。
ウィル・スミスが演じるジーニーを、どこまで表現してくれるかが見所です。
アニメ版を映画の前に見ておいて、映画版と違うところを探すのも面白いかもしれませんね。
ジャファー:北村一輝
動画から、歌声にもどことなく悪役感があふれ出ていて、ジャファーはぴったりかなと思っています。
動画のダンスシーンも素敵なので、日本キャストで実写化するなら候補としてありですね(笑)
主な出演作品
・テルマエ・ロマエ
・容疑者Xの献身
ジャファー役は、キャストも吹き替えもイケメン枠ですね(笑)
マーワン・ケンザリさんには、北村さんのような悪役感があまり感じられないので、北村さんの声でかなり印象がかわるのではと予想しています。
カギを握る北村さんの声は、本作の中でも要チェック項目と言えるでしょう。
脇役に沢城みゆきや平川大輔も登場
王女の侍女・ダリア役には沢城みゆきさん、王女ジャスミンに求婚してくる王子様役には平川大輔さんと、実力派も勢ぞろいしています。
かなり豪華な吹き替えキャストなので、吹き替え版と字幕版、両方観たくなっちゃいますね。
実写版映画アラジンのストーリーと人間関係・見どころ

ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
Disneyムービー
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?
3つの願いをランプの魔人が叶えてくれる、というのが物語の主軸ですが、ここにメインキャスト3人の思いが絡み合います。
アラジンは、ダイヤのような純粋な心を持った青年ですが、生活は超貧乏。
ジャスミンは、聡明で美貌を兼ね備えたプリンセスですが、結婚相手を決められるなど、自由がありません。
ジーニーは、願いをかなえられるという強大な力を持ちますが、一生ランプから解放されることはなく、自由になることを夢見ています。
この3人が、それぞれが求めるものを手に入れようと動き始めて物語が大きく動き始めるのです。
最後は本当に望むものを手に入れられるのでしょうか?
この背景を知っておくことで、より映画を楽しむことができますよ。
アラジンの公開日は2019年6月7日から!前売り券も販売中

豪華なキャストを見ていると、映画アラジンへの期待が高まりますね!
劇団四季ミュージカルでも人気の高い作品で、1年先まで完売という事態も珍しくありません。
映画には、アニメにもミュージカルにも描かれていないシーンが登場しそうなので、比較してみるのも楽しむコツの一つだと思います。
ぜひ、劇場で魔法にかかってきてくださいね。
「あなたの3つの願いは?」
映画情報
ディズニー公式サイト
作品名:アラジン
公開日:2019年6月7日(金)
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト AND ガイ・リッチー
製作:ダン・リン, p.g.a./ジョナサン・アイリック, p.g.a.
製作総指揮:マーク・プラット/ケヴィン・デラノイ
撮影監督:アラン・スチュワート
プロダクション・デザイン:ジェマ・ジャクソン
編集:ジェームズ・ハーバート
衣裳:マイケル・ウィルキンソン
音楽:アラン・メンケン作詞:ハワード・アシュマン AND ティム・ライス
新曲作詞:ベンジ・パセック AND ジャスティン・ポール
作曲:アラン・メンケン
音楽プロデューサー:マット・サリヴァン